前日の良い天気と打って変わって、寒い一日となりました。会場の「サンセール香里園」に到着し、練習を始めると、早くも何人かの方が興味深げな様子で見に来られていました。開演直前には、こんな本格的な合唱団を聞くのは初めてという声もちらほら聞かれました。
会場に、車椅子の方をはじめ沢山の方に集って頂き、「挨拶の歌」で幕開けとなりました。
「もみじ」、女声「花の街」、男声「喜びも悲しみも幾年月」、
「湯浅先生の独唱」
「見上げてごらん夜の星を」、 「花は咲く」
「松川先生の演奏」
女声「遠くへ行きたい」、男声「箱根八里」、「大地讃頌」
盛りだくさんの内容です。
湯浅茂子先生の、聞いて頂く人の気持ちに添った、暖かい言葉がけや、分かりやすく曲の説明をされる
絶妙な司会進行のお陰で、我々団員もノリノリで唄うことが出来ました。
特に、最前列の車椅子の女性の方は、茂子先生が説明される一言一言に反応され、そのことで笑いの渦
が起こり、会場の雰囲気も一層盛り上がって、一体感が生まれまたように思います。
さらに、私達の歌に合わせて唄ったり、リズムを取ったり、曲によっては手拍子で参加される方も沢山
おられ、私達も元気を貰いながら唄う事が出来ました。
(小原 記)